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演劇ニュース

イエロー・アース、25周年を迎え新作を発表

掲載日

作成者

markludmon

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Yellow Earth Theatreが、2020年に迎える創立25周年を記念した新作の追加ラインナップを発表した。

『Fix』。写真:Nicole Latchana

英国の東アジア系(British East Asian)の演劇作家・演劇人の創作と上演に注力してきた同カンパニーは、2本の世界初演と、「Japan-UK Season of Culture(日英文化シーズン)」とのパートナーシップを打ち出している。

ロンドンのArcola Theatreとともに、キョー・チョイ(Kyo Choi)作の新作『The Apology』を11月18日から12月19日まで上演。演出は、オックスフォードのアートセンターThe North Wallの共同ディレクターでもあるリア・パリー(Ria Parry)が務める。

舞台は1991年のソウル。第二次世界大戦中に日本軍によって性労働を強いられた「慰安婦」をめぐる恐怖と、その後に続いた政治的隠蔽を描く。真実を求めて声を上げる3人の女性の人生が交錯し、忘却を望む勢力に抗して闘っていく。

キョー・チョイはロイター通信の極東特派員としてキャリアをスタートした後、創作活動としての文章執筆に転向。これまでの戯曲にArcola Theatreで上演された『Empowered』があり、小説『The Love Hotel』も手がけている。

Kumiko Mendl(クミコ・メンドル)-Yellow Earth アーティスティック・ディレクター

Yellow Earthの共同創設者でアーティスティック・ディレクターのクミコ・メンドルは、パフォーマンス・アーティストのKazuko Hohki(ほうき かずこ)とともに、「Japan-UK Season of Culture 2019-2020」の一環として、新プロジェクト『Tsunagu/Connect』に取り組んでいる。

今月ロンドン博物館(Museum of London)で始動した本企画は18か月にわたるプロジェクトで、2021年6月に、Kazuko Hohkiがガイド兼司会を務めるライブの没入型パフォーマンスとして集大成を迎える。あわせて VR(バーチャルリアリティ)インスタレーションと展示も予定。従順で家庭に収まる「模範的な妻・母」といった日本人女性のステレオタイプを超え、しばしば誤解され見えにくくなってきたコミュニティを“人間として”捉え直すことを目指す。

ボランティアのインタビュアーの協力を得て、2人は1945年以降に英国で暮らしてきた日本人女性たちのオーラル・ヒストリーを収集。家族の体面や安定を賭して地球の反対側へ渡り、ほとんど知り合いもいない、必ずしも歓迎されるとは限らない国に定住した、勇気ある先駆者たちの記録を残す。

25周年記念企画はすでにロンドンのThe Pleasance Theatreで進行中。スコットランド系中国人の劇作家ジュリー・ツァン(Julie Tsang)による『Fix』が、Unbroken Theatreとの共同で世界初演を迎えている。洗濯機修理工の男が、森の中の家に住む老女と、なぜか抗いがたく引き寄せられていく物語だ。最初は単なる修理に見えたものの、嵐が迫るにつれて、彼は過去の亡霊と向き合わざるを得なくなる。

今週開幕し、上演は2月1日まで。出演はMikey Anthony-HoweとTina Chiang。演出はJen Tan、美術(デザイン)はRachel Wingate、照明はAli Hunter、音響はRichard Bellが担当する。

2020年、Yellow Earthは人材育成への取り組みも継続し、5月に第2回プロフェッショナル・ライターズ・プログラムを開始。最終的に、英国の東アジア系劇作家4名による新作4本へと結実する予定だ。

ロンドンとバーミンガムで、発声・ムーブメント・ステージコンバット・映像演技の授業を全額助成で提供する俳優向けサマースクール「Yellow Earth Academy」も拡充。マンチェスターで新たなライティング・コースを開講し、市内のRoyal Exchange Theatre、Home、Contact、The Lowry、Stun、Manchester International Festivalとのパートナーシップで実施する。

メンドルは次のように語る。「25年経った今もYellow Earthが存続し、むしろ元気に活動を続けていることを本当に誇りに思います。2011年に私がアーティスティック・ディレクターに就任した当時、カンパニーの助成金は完全に打ち切られていましたが、British East Asianのアーティストを称え、育てるという私たちの重要な使命を守り抜くと決意していました。

「だからこそ、今年こうして25周年を祝えることは、なおさら誇らしいことです。カンパニーは今やNational Portfolio Organisationとなり、記念イヤーの幕開けにふさわしい、わくわくするようなプロダクションやプログラムを数多く立ち上げています。不透明な時代ではありますが、今後もさらに成長し発展し続け、全国のアーティストと観客のために機会をつくり出していけることを心から願っています。」

YELLOW EARTH 公式サイト

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