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レビュー: テンディング、グリーンサイド リドルズ コート、エジンバラ フリンジ ✭✭✭✭
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作成者
ポールデイヴィス
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ポール・T・デイヴィスが、エディンバラ・フリンジのグリーンサイド・リドルズ・コートで上演された『Tending』をレビュー。
Tending
グリーンサイド・リドルズ・コート(エディンバラ・フリンジ)
4つ星
NHSで働く看護師たちの体験を集め、言葉そのままに紡いで上演するヴァーバティム作品。美しく構成され、感情に深く訴えかけるこの舞台は、ぜひ目撃してほしい一本だ。私たちはNHSのスタッフの声に耳を傾ける必要がある。劇作家エル・ブラックウッドが50件以上のインタビューをもとに創作した本作は、観終わってからも心に残り続ける。
プラスチック椅子と剥き出しの舞台——フリンジらしいクラシックな佇まいだが、キャストは言葉と演技で確かなものを私たちに届けてくれる。3人の俳優はいずれも抜群で、その言葉に観客を引き込み、ジョン・リヴジーの繊細な演出がそれを支える。とりわけパンデミックの場面だけでも胸をえぐられる。スタッフが経験したトラウマを、決して忘れてはならない。
15歳の患者の物語は何度か提示されては引っ込められ、最後に全貌が語られる。その一撃は凄まじい。看護師たちは、政府からも私たちからも、もっと多くの支援と敬意を受けるべきであり、また必要としている。品格ある強さを湛えた舞台だ。
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