新しいライブインタラクティブな適応作品で『テンペスト』にズームイン

新たに大胆に脚色された『テンペスト』の公演が、観客にシェイクスピアの古典的な物語をロックダウン中でもZoomを通じて体験できる機会を提供します。

サイトに対応した作品を専門とするCreation TheatreとBig Telly Theatreは、4月11日から13日のイースター週末に毎日午後3時と7時30分に、1時間のインタラクティブな公演を6回行います。

9人の俳優が出演し、Big Telly Theatreの芸術監督ゾーイ・シートンが脚色と演出を担当し、ライアン・ドーソン・レイトがセットと衣装のデザインを手掛けます。

この劇場の閉鎖期間にライブオンラインシアターの新しい商業モデルを模索する試みとして、参加者はZoomというビデオ会議プラットフォームを通じて、2人までは£20、家庭単位では£30の支払いが必要です。

あなたのコンピュータ画面は、プロスペローの島へのポータルになり、Zoomを通じてリビングルームからアリエルの魂を解放したり、トリンキュロやキャリバンと共謀したり、ミランダとフェルディナンドの恋に立ち会ったり、プロスペローが復讐を仕掛けるのを目撃したりと、さまざまな体験を提供します。これは決して伝統的なシェイクスピアではありません。我々が現在直面しているこの勇敢な新世界の境界を押し広げ、デジタル舞台での新たな道を意欲的に取り入れます。

オックスフォードシャーを拠点とするCreation Theatreの前回の公演『タイム・マシン』は、ロンドン図書館で予定されていましたが、劇場の閉鎖に伴って中断されました。他の公演には、オックスフォードのブラックウェルズ・ブックショップで行われたJermyn Street Theatreとの共同制作の『ドリアン・グレイの肖像』、ロンドン図書館での『ドラキュラ』、ロンドンのクラパムにあるオムニバス・シアターでの『真夏の夜の夢』があります。

1986年にゾーイ・シートンが創設し、北アイルランドを拠点とするBig Tellyは、ツアー公演の長い伝統を持ち、サイト対応および参加型の演劇のエキスパートとして確立されました。

キャストには、アロンソ役のアル・バークレー、フェルディナンド役のライアン・ダンカン、トリンキュロ役のロドリ・ルイス、セバスチャン役のマデライン・マクマホン、アリエル役のイチャソ・モレノ、プロスペロー役のサイモン・スペンサー・ハイド、アントニオ役のジャイルズ・ストークリー、キャリバン役のポール（PK）・テイラー、ミランダ役のアナベル・テリーが出演します。ストークリーは、演出助手シネード・オーウェンズと共にプロダクションマネージャーを務めます。

Creation Theatreの最高責任者ルーシー・アスクーは、「この新しいアイデアを試すことに非常に興奮しています。この作品は、隔離状態での人々のために作られており、リビングルームから体験し参加できる、まったく新しい劇場の世界を本当に開くことを願っています。」と述べました。

「この作品は非常に野心的で、素晴らしい9人のキャストが出演し、事前に撮影されたシーン、バーチャル背景、およびプロジェクションを取り入れています。

「チケットを購入することで、観客はプロの俳優やクリエイティブが有給で働き続けることを支援し、また私たちが楽しませ、楽しむための新しい方法の開発に重要な役割を果たすことになります。皆さんがこの旅を楽しんでくれることを心から望んでいます。」

チケットについては、ボックスオフィスの01865 766266にご連絡いただくか、オンラインでお願いします。おうちで暇してる？のページもご覧ください。