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レビュー:ハミルトン ザ・レボリューション(書籍) ✭✭✭✭✭
掲載日
作成者
ダグラスメイヨ
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『Hamilton: The Revolution(ハミルトン:ザ・レボリューション)』
リン=マニュエル・ミランダ、ジェレミー・マッカーター 著
Grand Central Publishing/Melcher Media 288ページ ハードカバー
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ミュージカル好きとして、私の本棚にはこれまでも、舞台写真や舞台裏のエピソードがぎゅっと詰まった素晴らしいミュージカル本が何冊もありました。『レ・ミゼラブル』『オペラ座の怪人』『トミー』『アスペクツ・オブ・ラブ』『サンセット大通り』『マンマ・ミーア!』など、どれも装丁が美しく、大切にしてきた一冊ばかりです。けれども、それらを凌ぐ存在になったのが、この『ハミルトン』の圧巻の公式コンパニオンブック。いまや私の新しい“いちばんのお気に入り”です。
とにかく見た目の完成度という点では、『Hamilton: The Revolution』は装丁、品質、内容、そしてコストパフォーマンス(英国ではAmazonで£20.40)まで、まさに“王冠”にふさわしい一冊。作品の時代背景に合うよう豪華に綴じられ、ラフに裁ち落としたような紙の風合いもたまりません。熱烈な『ハミルトン』ファンはもちろん、来年後半にヴィクトリア・パレス・シアターに上陸する前に、この“ミュージカル界の自然現象”の全貌を知っておきたい方にも必携です。
本書には全歌詞に加え、リン=マニュエル・ミランダによる注釈がたっぷり。さらに、ホワイトハウスでの最初の披露からブロードウェイ初日まで、製作の舞台裏を丁寧に追いかけています。私と同じく本編が感情を揺さぶる作品だと感じている方なら、ハミルトンがブロードウェイに辿り着くまでを綴ったこの記録のいくつかの章で、きっと涙してしまうはず。クリエイター、キャスト、プロデューサーへの敬意がいっそう深まり、改めてキャスト録音CDを聴き返す時間も、確実により豊かな体験になります。
ここであまりネタバレはしませんが、クリスマスが近づくいま、『Hamilton: The Revolution』はミュージカル好きの方への贈り物として間違いない“マストアイテム”。ぜひ手に取って、キャスト・レコーディングを流しながら読み進めてみてください。私はすでに2回読み終えましたが、クリスマス休暇には邪魔の入らない時間を確保して、気になる章をじっくり読み返すのが楽しみです。
ぜひ一冊手に入れて、感想もお聞かせください。
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