ドレッサー

アカデミー賞受賞作家サー・ロナルド・ハーウッドによる『ザ・ドレッサー』がケン・ストットとリース・シアスミス主演で大復活を遂げます。

ケン・ストットとリース・シアスミスが、主役の俳優“サー”とその「ドレッサー」であるノーマンとして、この待望の復活劇に集結します。『ザ・ガーディアン』紙が「劇場についての愛情豊かで知的な作品」と称賛したこの作品は、抱腹絶倒でありながら感動的で、嫌でも依存せざるを得ない二人の男の関係を描いています。第二次世界大戦が激しさを増す中、イングランドの地方劇場の裏で、一時代を築いた老いた古典劇俳優が不安に駆られています。英シェイクスピア劇俳優の最後の生き残りである“サー”は、名演キン・リア王を演じることに消極的です。彼の忠実なドレッサーであるノーマンは、公演とそのスターが崩壊しないように、もう一度彼から素晴らしい演技を引き出す役割を担っています。ロナルド・ハーウッドの最高傑作と評される『ザ・ドレッサー』は、オリヴィエ賞とトニー賞にノミネートされ、映画の脚本でもアカデミー賞にノミネートされました。ケン・ストット（『リーバス』、『ゴッド・オブ・カーネージ』）、リース・シアスミス（『リーグ・オブ・ジェントルメン』、『インサイド・ナンバー9』）、そしてショーン・フォーリー（『ザ・レディキラーズ』、『ジーヴス・アンド・ウースター』）をはじめとするマルチ受賞のクリエイティブチームとともに、劇場の古典作品として見逃せない公演となるでしょう。