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レビュー: 『宝島』、ヘッドゲートシアター、コルチェスター・フリンジ ✭✭✭
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作成者
編集部
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ゲスト・レビュアーのスパーキー・バックマン・ジュリフが『Treasure Island, A Musical Misadventure In Concert』をレビュー。
トレジャー・アイランド
ヘッドゲート・シアター(コルチェスター・フリンジ・フェスティバル)
星3つ
『トレジャー・アイランド』は、海賊、隠された財宝、そして耳に残るナンバーが詰まった“音楽付きのミスアドベンチャー”。ロバート・ルイス・スティーヴンソンの小説『宝島』(1883年)をもとにした舞台化作品です。物語は、脱走した海賊が突然死を遂げ、そこで秘密の宝の地図が見つかるところから始まります。それをきっかけに、少年ジムとリヴジー医師は、トレローニー提督がなんとか集めた船と乗組員に乗り込み、遠い島に眠る財宝を求めて、アクション満載の宝探しへと船出します。ところが、悪名高い海賊シルヴァーもすでに船に紛れ込み、乗組員にとって頼れる存在を装っていました。とりわけ、純真な少年ティムに目をかけて面倒を見るのですが、のちにその正体が露わになり、仲間を裏切ることになります。ほとんどの出演者が複数の役を演じ分けており、人物像にバリエーションが生まれていたのも良かった点です。演技も歌も素晴らしく大いに楽しめた一方で、会場の相性は少し気になりました。床に置かれた小道具が位置的に低く、客席から見えづらかったのです。最前列ならきっと全て見えたと思います。対象年齢は「8歳以上」となっていましたが、内容に殺人や飲酒が含まれるため、個人的には「12歳以上」くらいが妥当ではと感じました。ただ、それを差し引いても公演そのものは見事で、歌声も美しく、何より私のお気に入りはジョセフがアニー役を演じた場面でした!
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