ヤング・ヴィックの『橋からの眺め』がウェストエンドへ移転

『橋からの眺め』のキャスト。写真：ジャン・ヴァースウェーヴェルト

マーク・ストロングがアーサー・ミラーの『橋からの眺め』のウェストエンド公演でエディ・カルボーン役を務めます。

イヴォ・ヴァン・ホーヴェの5つ星ヤング・ヴィク・プロダクションは、2015年2月16日にウィンダムズ劇場で開幕し、プレビュー公演は2015年2月11日から始まり、4月11日までの限定8週間公演となります。観客と批評家双方から高く評価された『橋からの眺め』は、4月にヤング・ヴィクで初演され、完売が続く長期公演を楽しみました。

アーサー・ミラーはこのダークで情熱的な物語でアメリカンドリームに対峙します。ブルックリンで、港湾労働者のエディ・カルボーンは自由の地へやってきたシチリアのいとこたちを歓迎します。しかし、そのうちの一人が美しい姪に恋をしたとき、自由には代償が伴うことを知るのです。エディの嫉妬に満ちた不信感が、彼を究極の裏切りへと駆り立てる、深く口にできない秘密を暴露してゆきます。

ストロングは、マルコ役のエムン・エリオット、キャサリン役のフィービー・フォックス、アルフィエリ役のマイケル・グールド、ロドルフォ役のルーク・ノリス、ビアトリス役のニコラ・ウォーカーといったオリジナルキャストの仲間と共演します。デザインと照明はジャン・ヴァースウェングルトが担当し、衣装デザインはアン・ドゥハイスが手がけます。

ヤング・ヴィクの芸術監督デヴィッド・ランはこう述べています：「ヤング・ヴィクの観客にとって、この公演がまさに一生に一度のプロダクションであることに疑いの余地はありません。私は多くの人々がこの特別な体験を共有することにワクワクしています。ウェストエンドで3年連続の公演となり、ヤング・ヴィクのスタイルと志を新たな観客にお届けすることを喜んでいます。」