史上最高のミュージカルトップ100投票 - 第6位 - ウエスト・サイド・ストーリー

『ウエスト・サイド物語』の映画化。

アーサー・ローレンツによる脚本、レナード・バーンスタインの音楽、そして（作詞作曲の両方を望んでいたが）当時は若い作詞家であったスティーブン・ソンドハイムの歌詞によって生まれた『ウエスト・サイド物語』は、全ての時代を通じて真に偉大なミュージカルの一つです。

シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を元に、1950年代ニューヨークのギャング文化とその対立に物語を転換したことで、その作曲者たちは、その源素材と同じく時代を超えたミュージカルを生み出しました。

伝説的なジェローム・ロビンスがオリジナルの演出と振付を手掛けた『ウエスト・サイド物語』は、1957年にブロードウェイで初演され、732回公演されました。意外なことに、振り返ってみると、ショーは1958年に振付と舞台美術でトニー賞を2つしか受賞していませんでした。大きな勝者は『ザ・ミュージック・マン』でした！

https://youtu.be/NF1L3NorO3E

『ウエスト・サイド物語』の人気が高まったのは、1961年に映画化されたことが大きな要因です。この映画はロバート・ワイズ（『サウンド・オブ・ミュージック』の監督）とジェローム・ロビンスの共同監督によるものでした。『ウエスト・サイド物語』はその年のアメリカで2番目に高収益の映画であり、アカデミー賞では11部門にノミネートされ、10部門で受賞。作品賞も含まれていました。これは映画ミュージカルによる最多のオスカー受賞記録を保持しています。

ブロードウェイが依然としてポップミュージックチャートに大きな影響を持っていた時代に生まれた『ウエスト・サイド物語』の印象的なスコアには、『マリア』『トゥナイト』『アメリカ』『アイ・フィール・プリティ』『サムシングズ・カミング』のような曲があり、これらは世界中のパフォーマーによって録音されました。

https://youtu.be/SmqpktteK4Q

アーサー・ローレンツは亡くなる前に『ウエスト・サイド物語』を再び手掛け、スペイン語の台詞と歌詞を織り込んだブロードウェイのプロダクションを演出しました。翻訳はリン＝マヌエル・ミランダによって提供されました。

元々はアイルランドとユダヤ系の家族の物語を描く予定の『イースト・サイド物語』と呼ばれるはずだったショーですが、大成功を収めたのです！

『ウエスト・サイド物語』についてもっと知る

カウントダウンを見てみましょう:-

100 – 91 90- 81 80- 71 70 – 61 60 – 51 50 – 41 40 – 31 30 -21 20 – 11 10 9