『ウーマン・イン・ブラック』がウェストエンド再開のキャストを発表

スーザン・ヒル作『ウーマン・イン・ブラック』のフォーチュン・シアター（ロンドン）再オープンのキャストが発表されました。

テレンス・ウィルトンとマックス・ハッチンソンが『ウーマン・イン・ブラック』に出演。写真：トリストラム・ケントン PWプロダクションズは、スーザン・ヒル作『ウーマン・イン・ブラック』がロンドンのフォーチュン・シアターにて再演されるにあたり、全キャストを発表できることを嬉しく思います。テレンス・ウィルトンはアーサー・キップス役、マックス・ハッチンソンは俳優役として、9月7日火曜日からショーに戻ってきます。

制作側は、ショーが若者の間で永続的な人気を博していることを受け、18歳以下の観客が、全額支払いの大人1名につき無料でウェストエンド公演を見ることができると発表しました。

マックス・ハッチンソン、俳優役としての『ウーマン・イン・ブラック』。写真：トリストラム・ケントン

かつて2017年及び2020年初頭にフォーチュン・シアターで『アーサー・キップス』役を演じたテレンス・ウィルトンが今年再びショーに戻ってきます。他のウェストエンドでの出演作には、ナショナル・シアターでの「ネバー・ソー・グッド」、ドンマーでの「トリートメント」、オールド・ヴィックでの「ウォー・ミュージック」と「アントニーとクレオパトラ」があります。テレンスはまた、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーと共に、「じゃじゃ馬ならし」など多くの作品をストラトフォード・アポン・エイボン、ロンドン、そしてツアーで演じてきました。テレビ出演にはBBC Oneの「インスペクター・アレイン・ミステリーズ」と「ドクター・フー」、ITVの「フォーサイト家の人々」があります。

https://www.youtube.com/watch?v=eG0yNrUXEjQ

『俳優』役に戻るマックス・ハッチンソンの最近の出演作品には、バーン・シアターとシアター・ロイヤル・ウィンザーでの「39ステップス」、ジャーミン・ストリート・シアターでの「バスカヴィル家の犬」および「ノトーリアス・ミセス・エッブスミス」、そしてUKツアーの「ナイル上の殺人」が含まれます。彼はまた、「ドリームホース」や「ダウントン・アビー」といった映画にも出演しています。

テレンス・ウィルトン、アーサー・キップス役として。写真：トリストラム・ケントン 2019年6月、『ウーマン・イン・ブラック』はロンドンのウェストエンドで30周年を迎え、特別なガラ公演を行いました。

スティーヴン・マラトラットによるスーザン・ヒルのベストセラー小説の翻案は、”ウーマン・イン・ブラック”という亡霊によって自分の家族に呪いがかけられたと信じる弁護士の物語を描いています。彼は自身の物語を語り、心を縛る恐怖を取り除くために若い俳優を雇います。物語は無邪気に始まりますが、彼らが最も暗い記憶にさらに深く入り込むにつれて、不気味な湿地帯とうねる風の世界に巻き込まれていきます。虚構と現実の境界線がぼやけ始め、肌が粟立つのです。

『ウーマン・イン・ブラック』はロビン・ハーフォードが監督し、マイケル・ホルトがデザイン、ケヴィン・スリープが照明を担当しています。

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