演劇ニュース
メリルボーン劇場での『ホワイトファクトリー』 - リハーサル初見画像
掲載日
2023年8月29日
作成者
ダグラスメイヨ
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メリルボーン・シアターでまもなく開幕する『The White Factory』の稽古“ファーストルック”写真をチェック。
エイドリアン・シラー。写真:マーク・シニア 数十年にわたる時間を横断しながら、『The White Factory』は、ウッチ出身のホロコースト生存者ヨセフ・カウフマンの人生を描く。戦時の体験に取り憑かれた彼は、1960年代のブルックリンで新しい家族と未来を築こうとするが、過去の悪夢に苛まれ続ける。自らの歴史の重さと折り合いをつけようとするヨセフの試みは、生き延びることと贖いを求める、激しい闘いへと変わっていく。 『THE WHITE FACTORY』チケットを予約
パール・チャンダとマーク・クォートリー。写真:マーク・シニア 『The White Factory』の全キャストには、ITVドラマ『Victoria』でミスター・ペンジ役、Netflix『The Last Kingdom』でエセルヘルム卿役で知られるエイドリアン・シラーが名を連ね、ハイム・ルムコフスキ役と年老いたエゼキエル役を務める。彼と共演するリヴケ・カウフマン役は、『See How They Run』でシーラ・シム役を演じたことで注目されたパール・チャンダ。さらに、大ヒットシリーズ『The Ipcress Files』でピート役を演じたマーク・クォートリーが、ヨセフ・カウフマン役を担う。共演には、ジェームズ・ガーノン(SSヴィルヘルム・コッペ役)、マシュー・スペンサー(SSヘルベルト・ランゲ役)、オリヴィア・バーンストーン(女性アンサンブル)、ルイス・ハート(男性アンサンブル)が加わる。
オリヴィア・バーンストーンとマシュー・スペンサー。写真:マーク・シニア 戯曲家としてのデビュー作のキャスティングが完了した矢先、著名作家ドミトリー・グルホフスキーは先週、欠席裁判の末にロシア当局から懲役8年の判決を言い渡された。現在は亡命生活を送るベストセラー『Metro 2033』シリーズの作者は、ロシア軍について意図的に虚偽の情報を拡散したと обвинされている。なお、彼と本作の演出を手がけるマキシム・ディデンコはいずれも、ウクライナへの戦争に対して公然と批判している。
エイドリアン・シラーとマーク・クォートリー。写真:マーク・シニア
実際の出来事に着想を得たこの力強く切迫した新作は、現代にも通じる不穏な余韻をまとい、この秋メリルボーン・シアターで初演を迎える。上演期間は2023年9月14日から11月4日まで。
パール・チャンダとマーク・クォートリー。写真:マーク・シニア
愛、忍耐、絶望、そして希望を描く胸を締めつける本作は、1940年代ポーランドのウッチ・ゲットーから1960年代のアメリカへと至る一人の男の旅路を追う。新しい人生の可能性は、過去の残滓によって限界まで試されていく。
作:ドミトリー・グルホフスキー、演出:マキシム・ディデンコ、ウクライナ人クリエイティブ・プロデューサーのエカテリーナ・カシンステヴァ参加のもと、『The White Factory』はメリルボーン・シアターにて2023年9月14日から11月4日まで上演される。
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