演劇ニュース
RSC、ローズ・レスリーとサイモン・ラッセル・ビールを迎えた華麗な2025/26シーズンを発表
掲載日
作成者
ジュリア・ジョーダン
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ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)は本日、野心的な2025/26シーズンのラインナップを発表しました。『ゲーム・オブ・スローンズ』で知られるローズ・レスリーが『The Constant Wife』に出演するほか、名優サイモン・ラッセル・ビールが『Titus Andronicus』で登場。さらに『ドクター・フー』出身のフリーマ・アジェマンが『Much Ado About Nothing』に出演します。古典的なシェイクスピア上演と、革新的な新作・翻案を組み合わせた、幅広い内容のシーズンとなっています。
スターキャスト
今シーズンは、サイモン・ラッセル・ビールが数年ぶりにRSCへ復帰するほか、ローズ・レスリー、そして『ドクター・フー』出身のフリーマ・アジェマンも名を連ねるなど、充実の顔ぶれが揃います。今回のキャスティングは、舞台で実績を重ねてきた俳優陣と、スクリーンで注目を集める俳優の双方を惹きつけるRSCの力を改めて示すものです。
プログラミングの革新
注目すべきプログラム編成として、今シーズンでは『ハムレット』を3つの異なる解釈で上演します。なかでも、ピュリツァー賞受賞作であるジェームズ・アイジェイムズの『Fat Ham』(シェイクスピア古典を現代的に翻案した作品)のUK初演が含まれるのは大きな話題です。古典テキストを現代の視点で捉え直すというカンパニーの姿勢が、ここでも際立ちます。
シーズン全体の演目は、『Much Ado About Nothing』『Hamlet Hail to the Thief』『The Winter’s Tale』『Measure for Measure』『The BFG』『Titus Andronicus』『I, Peaseblossom』『The Constant Wife』『An Actor Convalescing in Devon』『Fat Ham』『4.48 Psychosis』および『The Two Gentlemen of Verona』で構成され、さらにツアー公演として追加作品も予定されています。
新作
伝統的なシェイクスピア作品に加え、今シーズンには複数の新作と翻案も含まれます。とりわけ見逃せないのが、ロアルド・ダールの『The BFG』の新たな舞台化。クリスマス・シーズンに合わせて初演予定で、2025年11月25日から2026年1月31日まで上演されます。
ツアー計画
今シーズンは、ストラトフォード=アポン=エイヴォン以外の観客にも作品を届けるという強い意志が感じられ、複数のプロダクションがツアー公演を予定しています。そのひとつがルパート・グールド演出による『Hamlet』で、トゥルーロから旅をスタートします。























文化的影響
今回の発表は英国演劇にとって大きな節目であり、古典の正統的なプロダクションと現代的な解釈、新作を結びつけるものです。多彩なラインナップは、演劇遺産の継承と革新の推進の両立をめざすRSCの姿勢を鮮明にしています。
業界における意義
このシーズン発表の規模と野心は、古典作品のアプローチや新たな翻案において、RSCが英国演劇を牽引し続けていることを示しています。伝統と革新を織り交ぜたプログラミングからは、継承と進化のバランスを丁寧に見極めている姿勢がうかがえます。
今後の展望
この意欲的なシーズンに向けた準備が始まるなか、RSCの発表は、古典演劇の未来と、現代の観客に語りかけ続ける力への自信を示すものです。スター性と革新的なプログラミングの組み合わせにより、これからの一年が実に楽しみになりそうです。
芸術的ビジョン
今シーズンは、高い芸術性を保ちながら、古典演劇を現代の観客にとって切実なものとして届けるというRSCのコミットメントを体現しています。伝統的なプロダクションと現代的な翻案の双方を組み込むことで、そのバランスの取れたアプローチが明確に示されています。
今回の発表によりRSCは、現代における古典演劇の最前線に立つ存在として位置づけられました。演劇の伝統に敬意を払いながらも、革新と変化を積極的に受け入れるシーズンになることが期待されます。
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