演劇ニュース
ケネス・ブラナー劇団がリバーサイドで『ブラウニング・バージョン』を上演します
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作成者
ダグラスメイヨ
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ケネス・ブラナーがテレンス・ラティガン作『ザ・ブラウニング・ヴァージョン』の新演出を手がけ、2021年8月5日よりリバーサイド・シアターで初日を迎えることが明らかになった。
ケネス・ブラナー・シアター・カンパニーは本日、テレンス・ラティガンの名作『ザ・ブラウニング・ヴァージョン』の新プロダクションのチケット販売開始を発表した。公演は8月5日〜29日の3週間にわたりリバーサイド・スタジオで上演され、演出はブラナーが担当する。
キャストは全員がRADA(王立演劇学校)卒業生。ブラナーがアンドリュー・クロッカー=ハリスを演じ、共演にケミ・アウォデル(タプロウ)、ジョセフ・クロスカ(フランク・ハンター)、ロリータ・チャクラバルティ(ミリー・クロッカー=ハリス)、ウェンディ・クウェ(フロビシャー博士)、ヴィクター・アリ(ピーター・ギルバート)、サラ・イヴ(ギルバート夫人)が名を連ねる。
美術はフランキー・ブラッドショウ、照明デザインはポール・パイアント、音響デザインはエマ・ラクストンが担当する。
イングランドのある学校、晩夏の一日。学期末は、そこに住まう人々の人生に渦巻く企み、欺瞞、嘘の終わりも告げる。
教師アンドリュー・クロッカー=ハリスのキャリアの頂点は、かつて激しくロマンティックだった情熱的な妻ミリーとの関係が危機を迎える瞬間でもある。
学校行事や、より人気のある生徒・教師たちのねじれた野心は、嫌われ者の“クロック”が迎える冴えない退職と絡み合っていく。
夏のある静かに重大な夜、英国的な上品さ、クリケット、そして「フェアプレーの精神」の表面下に潜む対立と痛みを越えて、彼らの未来が共に生き延びられるのかが明らかになる。
ラティガンの戯曲は、ある人にとっては「イングランドのチェーホフ」。またある人にとっては、古代ギリシャの血塗られた悲劇との結びつきを鮮烈に露わにする、巨大な家庭劇だ。
上演時間70分という短さで、“小さな傑作”と評する人も多い。
ケネス・ブラナーは次のように語った。「ラティガンは、細部まで行き届いた、真実味のある演技を求めます。RADAはそのための俳優育成に力を注いでいる。両者が結びつくのを見るのは刺激的でしょう」。
本プロダクションは利益の全額をRADAに寄付する。COVID(新型コロナウイルス感染症)は、RADAが世界水準のトレーニングを提供する体制と財政に壊滅的な影響を与えた。復興と再建、そして学生支援のために、緊急に320万ポンドの資金調達が必要だ。『ザ・ブラウニング・ヴァージョン』は、RADAの募金キャンペーン「Stage Critical」立ち上げの幕開けとなる。Stage Criticalの詳細はrada.ac.uk/stage-criticalへ。
RADA議長のマーカス・ライダーは次のように述べた。「RADAの議長として、ケネス・ブラナーがこのプロダクションを実現してくれたことに感謝できるのは、非常に大きな栄誉です。本作はRADA卒業生の幅広さと多様性を示すと同時に、Covid-19により並外れて困難だった一年を経て、私たちにとって不可欠な募金キャンペーン『Stage Critical』の始動ともなります。このプロダクション、そして世界をリードする演劇産業の再建にRADAが関われることを心から嬉しく思います。」
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