グリーのアンバー・ライリー、英国初演『ドリームガールズ』に主演

本日、アンバー・ライリーがトニー賞受賞作品である『ドリームガールズ』の英国初演でウェストエンドデビューを果たすことが発表されました。この作品は2016年11月からサヴォイ劇場で上演されます。『ドリームガールズ』は、オリヴィエ賞およびトニー賞受賞のケイシー・ニコラウが演出を務めます。

ミュージカルコメディー『Glee/グリー』でメルセデス・ジョーンズとして知られるライリーは、エフィー・ホワイトという象徴的な役を演じます。アンバー・ライリーは、「このような象徴的な役を演じるだけでなく、ソニア・フリードマンやケイシー・ニコラウと仕事ができることにとても光栄で興奮しています。ウェストエンドでの仕事は夢が実現したようで、これは特別なものになると感じています！」と語ります。

1960年代アメリカのR&Bミュージック・アクトに着想を得た『ドリームガールズ』は、アメリカ音楽史の革命的な時代へあなたを誘います。この作品は、ショービジネスの華やかさと厳しさを学ぶシカゴの女性3人組「ザ・ドリームス」の波乱万丈な旅路を描き、「アンド・アイ・アム・テリング・ユー・アイム・ノット・ゴーイング」や「アイ・アム・チェンジング」、「ワン・ナイト・オンリー」といったクラシック曲をフィーチャーしています。

最も引っ張りだこの演出家兼振付師の一人であるケイシー・ニコラウは、「ウェストエンドで『ドリームガールズ』を演出・振付できることに非常に興奮しています。この作品は、1982年にニューヨークに移り住んだ際に最初に観た作品の一つで、その頃からお気に入りの作品でした。ここ英国で素晴らしいキャストを集め始めています。素晴らしいデザインチームも揃えており、スマートでセクシーなプロダクションになるでしょう。アンバーと仕事をすることにとてもワクワクしています。『Glee/グリー』での彼女が大好きで、彼女の名前があがったとき、すごい、彼女には特別な才能があると感じました。オーディションで彼女が登場したとき僕らは圧倒されました！」

トム・エイエンが脚本と作詞を、ヘンリー・クレイジャーが作曲を手掛けた『ドリームガールズ』のオリジナルブロードウェイ版は、マイケル・ベネットの演出・振付で1981年に開幕し、その後トニー賞を6部門で受賞しました。オリジナルキャストレコーディングはジェニファー・ホリデイの『アンド・アイ・アム・テリング・ユー・アイム・ノット・ゴーイング』でグラミー賞のベストミュージカルアルバムとベストボーカルパフォーマンスを獲得しました。2006年にはビヨンセ・ノウルズ、ジェニファー・ハドソン、エディ・マーフィー、ジェイミー・フォックスが出演するオスカー受賞映画として映像化されました。

『ドリームガールズ』はソニア・フリードマン・プロダクションズがプロデュースしています。

『ドリームガールズ』が英国初演される際に期待できることの一部をご紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=j9iSoubP27E