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アビゲイル、バンカーの最初のシーズンを閉幕
掲載日
2016年12月27日
作成者
編集部
受賞歴のある劇作家フィオナ・ドイルの戯曲『アビゲイル』が、ザ・バンカーの初シーズンを締めくくる演目に選ばれました。『アビゲイル』は2017年1月10日から2月4日まで上演されます。この戯曲は2013年に書かれ、ブランツウッド賞の長編リストにも選ばれました。今回のプロダクションはジョシュア・マクタガートが演出し、ティア・バノン(グローブ座での『冬物語』と『ペリクリーズ』)とマーク・ローズ(オールド・ヴィックでの『リア王』、ロイヤル・コートでの『ハングメン』)が出演します。
雪に覆われたベルリンで、若い女性が中年の男性と出会い恋に落ちます。年が進むにつれ、2人の関係は崩れていきます。過去と現在が衝突する断片的なタイムラインを通して、『アビゲイル』は恋の儚さと予測できない世界でどうにかコントロールを保とうとする私たちの必死さを探ります。どこまでいけばコントロールを取り戻せますか?嘘をつきますか?戦いますか?叫びますか、もしくは黙り込みますか、泣きますか?私たちのコントロール外にあることが多いこの世界で、あなたが必要と考えるものが手に入らないとしたら?ティア・バノンとマーク・ローズが『アビゲイル』のリハーサルをしている様子。写真:アントン・ベルモンテ ザ・バンカーの理念は、観客がショーの後も会場に残ってイベントやディスカッション、ドリンクを楽しむことができるパフォーマンス環境を育むことです。『アビゲイル』と並行して、ザ・バンカーは『あなたならどうやってコントロールを取りますか?』というテーマのもと、多様なアーティストを集めて、新たな未完成の作品発表、詩の夕べ、音楽の夜、ダンスによる応答作品を含むイベントを企画します。これには「パイントサイズ・プレイ」、リリカル詩人ブリジット・ミナモア、シェイ・バークレイ・ダンスのパフォーマンスも含まれます。芸術監督ジョシュア・マクタガートは言います。「初めて『アビゲイル』を読んだとき、美しさと詩的な表現に圧倒されました。その暗さは、恋と関係のより陰湿な側面を照らし出すための光を当てることを可能にします。再びフィオナと共演できることは特権です。2人ともプロとしてのデビューを共にし、ザ・バンカーは開業してから2か月でアーティストが実験し、観客が探求する場所となりました。『アビゲイル』の世界でこの理念を続けるのが待ち遠しいです。」ザ・バンカーでの『アビゲイル』のチケットを予約
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